7月5日午前3時。現地に着いて、息つく暇もなくセットアップ開始。当時はまだカウルができていなかったのでフレームのみでのテストラン。搬送用の2tトラックの荷台が作業台早変わり。 | |
当時のコックピット。仮のマウントに車載コンピュータ用のLCDやバックアップ用(当時は立派にメインになっていたけど)の電流計や電圧計が基盤むき出しのまま所狭しと並んでいる。 | |
セットアップが終了してテストラン開始。まだ太陽は地平線の下。でもまだカウルのないLeidenschaftにはそんなことおかまいなし。なんせ、太陽電池もつながってないんだから(笑)。 7月に入っても電気自動車の域を脱していなかったんですよ。こいつは。 | |
朝日が昇る。おお、びゅーてぃふる!! 何事もなくテストランが終わりますように(って、たしかこの時は自分の担当の車載コンピュータが電池切れで動かないというトラブルに見舞われていたんだっけ・・・)。 | |
朝日を浴びて、Leidenschaftが走る、走る。ドライバー市川氏の爽やかな笑顔と共に・・・。 そういえばこの時は、「Leidenschaft」という名前も正式決定されていなかったような。名前の決定にはけっこうもめて、「Leidenschaft」の他にもいろんな候補が出てきたんです。「ひまわり」とか、「疾風」とか、「大車輪」(笑)とか・・・。で、最終的には代表・鈴木さんが民主主義の名を借りた強権(?)を発動して「Leidenschaft」に落ち着いたのでした。 |