2001年6月16日 8:30 - 秋田県大潟村
鬱陶しい雨の続く東京を脱出して到着した久々の大潟村は、さわやかな晴天で僕らを迎えてくれた。
倉庫のシャッターを開けてその片隅からガメラを引っ張り出す。1年近くの眠りについていたガメラは、すっかり埃をかぶっていた。一見、すぐにでも走り出せそうな状態に見えるが、車体は昨年のレースに出場したままで1度のメンテナンスさえしていない。
昨年のレースで全壊してしまったフロントスパッツの作製、1系統故障したままのトラッカーの修理、足回りや配線のチェックなどなど、やらなければならない事は山ほどある。4回目のWSR出場が決まったガメラを復活させるべく、再び僕らは大潟村にやってきた。
21世紀最初のWSRまであと1ヶ月半。残された時間は、少ない。
まずは車体の埃を綺麗にして、各パーツを取り外してチェック。モータの取り出しにかかる前代表、若様。今回は厚木市からのお越しです。 |
はいっ、摘出完了!! |
それにしても外はいい天気。田植えの終わった稲たちはすくすくと成長中。でも今年の生育はいまいちだそうで・・・ |
倉庫前では1年ぶりの甲羅干し。 |
その裏ではTJY一移動距離の長い男・池上さんが調子の悪いトラッカーのチェック中。「あれぇ~? 故障したはずなのにちゃんと動いてるねぇ」 |
トラッカーもとりあえず摘出。 |
若松:「壊したスパッツは自己責任で作ります!!」 |
倉庫の中では、口ひげはやしてちょっぴりダンディー・籾井氏がスパッツの取付中。ちなみに今回は宇都宮からの参戦です。 |
友情出演:Be-Pal IIIの雌型。立てかけると見上げるような高さ。 |
状況のチェックが完了したので、とりあえず今回の作業は完了。ガメラはまたしばしの眠りにつく。 |