Think about WSR99

当サイトで参戦日記を公開してきました、World Solar Car Rallye in AKITA(以下WSR)の99年度の開催が危ぶまれています。

11月6日現在、来年以降のWSR開催の目途はたっておらず、WSR98と同様の『仮称:全日本学生ソーラーカーチャンピオンシップ』(以下:JISC)が開催される予定だそうです。

しかしながら、JISCはあくまでも学生のための大会であり、そこにワークス・プライベータが参加できる予定はありません。

毎年WSRに参加し、ソーラーカーのなんたるかをWSRによって教えられてきた私にとっては残念でありません。WSRの良さは、ワークスもプライベーターも学生も、みんな同じ舞台で勝負できるところなのです。そして、すべてが終わったあとの、参加者全員の間に生まれる一体感のようなものは言葉にあらわしがたいものです。

私たち学生は、ワークス、プライベータのすばらしいマシンたちに魅了され、憧れて、この世界に飛び込みました。レースに参加するたびにその経験を、技術を教わることによって成長してきました。そして、たとえ手作りマシンでもワークスに勝てる夢と可能性があったからこそやってきたのです。

そんな素晴らしいWSRが、どうか今まで通り、すべての人たちが参加できるような大会であってほしいというのが、今の私の願いです。

この問題に関しては、下記のリンク先で最新情報が公開されています。ぜひ、ご覧ください。

また、『WSRを進める会』ではWSR99の開催要望署名の受付をしています。詳しくはZero to Darwin Projectで紹介されていますのでご覧ください。WSRに少しでも思い入れのある方、あなたの署名が次のWSRを創ります。