人力飛行機部門の紹介
人力飛行機の歴史
世界記録(アルバトロス、ダイダロスなど)
1988年にMITのダイダロスが地中海で記録した115.11kmが世界記録です。 また、それ以前にはアルバトロスという機体がドーバー海峡を渡ったこともあります。
鳥人間コンテストの歴史
日本で1977年から始まったこの大会では、始めは滑空機だけでしたが、86年にプロペラ機部門ができてからは記録が飛躍的に伸び、去年、ついに34kmという大記録が出ました。
マイスターでの歴史(鳥コンでの記録など)
Meisterが発足したのは1992年です。
発足後しばらくは滑空機を作っていましたが、その後96年からプロペラ機とソーラーカーを作るようになりました。
また、2003年にソーラーカーからエコノムーブに移行し、現在に至ります。
鳥コンでは、01年に3km、02年に6kmの記録を出し、それぞれ優勝。
03年には32kmを飛びましたが、惜しくも準優勝でした。
他のチームの紹介
他にも鳥コンには、2人乗りの飛行機や、低翼式の飛行機などいろいろな機体が出場しています。
人力飛行機の原理
なぜ飛行機は飛ぶのか(揚力などの計算)
飛行機は、主に翼によって得られる揚力で飛んでいます。
そのさい、空気との摩擦による抗力が発生するので、推力が必要となります。
人力飛行機ではどうなっているのか
人力飛行機では、機速を遅くしたいので、低速用の翼型を使います。
また、人力では推力がとても少ないので、できるかぎり抗力が少なくなるようにして、かつ機体を軽くします。
人力飛行機の飛ばし方
飛行機を飛ばすために必要なことの一つが調整です。
Meisterでは飛行場を借り、毎年何回もテストフライトを行っています。
飛ばしてみて調整、また飛ばして調整を繰り返します。
それによって、設計機速にあった迎角などを決定したり、パイロットが操縦の練習をしたりします。