Making of Leidenschaft98 Part1

Leidenschaft98(仮称)の製作状況を紹介します

Meisterの製作する3台目のソーラーカー「Leidenschaft98」(仮称)の製作状況を紹介します。なお、この記事はMeisterソーラーカー部門公式ホームページへ移転する予定です。

Leidenschaft98の主な設計変更点

 アッパーカウルから切り離されたアンダーカウル。1年目に製作したSkyBeansではアンダーカウルに不要な強度を持たせてしまったため、昨年のLeidenschaftではアンダーカウル部のみ作り直し、大幅な軽量化を図ったのだが・・・
 Leidenschaft98の1/10フレーム模型。これによって実物イメージの確認と強度の確認を行った。
 こちらはマンボウ・・・ではなく、製作中のアンダーカウルコクピット部分の雄型。通称「下顎」。Meisterではだいたい、FRPの雄型はミラフォーム(断熱材)を切り出して製作する。
 FRP積層作業に欠かせない真空ポンプ。ちなみにゴミとして捨てられていたもののリサイクル品。かなり年期が入ってます。 この時期は、夜な夜な「ボコボコボコ・・・」というポンプの音が倉庫内に響いている。
 「下顎」の雄型も半分がた完成。
 アッパーカウル軽量化プロジェクト、「GiriGiri-Girls」(笑)実行中。1年目に製作したアッパーカウルが余りにも重いため、裏側からグラインダーで肉抜きを行う作戦。
 パネルを傷つけないため、グラインダーに自作したアタッチメントを装着して裏側表面のカーボンを切れ目を入れる。
 切れ目を入れたらペリペリとカーボンをはがして、露出した厚さ約2mmのバルサコアをひたすら彫刻刀で削りとる、地道な作業を行う。この作戦で数kgの軽量化を予定している。
 「下顎」もほぼ完成して、次は後ろ部分の製作に取り掛かる。製作の手間を省くため、平面部分はベニヤ板をそのまま型に使用。
 製作中の雄型を前から見たところ。
 アンダーカウル雄型の木枠もやっとこさ一番後ろまで伸びてきた。2m×6mの巨大なアンダーカウルがその全貌をあらわしつつある。
 製作中の雄型を上から見たところ。右に見えるのがアッパーカウル。こちらは昨年のものを流用予定。この二つで倉庫の大部分を占有している。

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