午後2時、ソーラーカーにとって、最高のコンディションのなかでの第2ヒートスタート。第1ヒートに引き続き、かなりのスピードレースとなることが予想される。 |
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CarNo.18、Meisterは第2ヒート開始時間までにグリッドにつけずに、第1ヒートに続きピットからのスタート。 |
No.18 Meister ピットスタートの原因は? 『ギヤ比の計算に時間がかかって、変更に手間取ってしまいました。考えてはいたんですが・・・』 |
巧みなドライビングで周回遅れの車を次々と抜きながらトップの JonaSunを追う現在2位の FINE。しかし、やはり発電量の差か徐々にその差ははなれてゆく。 |
ここで、レースの舞台となる1周約1.8kmのコースを歩いてみよう。 | |
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まずはメインストレート。サーキットのような平滑な路面がまっすぐに伸びている。この脇に広場や観戦用のスペースが設けられている。 | メインストレートを抜け、第1・第2コーナーへ。速度制限があるものの、スピードが出ていればソーラーカーでも普通に曲がっていける。 |
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コーナーを抜けバックストレートへ向けて再び加速していく。コーナーで前の車に追いつき、立ち上がりでかわす。そんな光景がここで見ることができる。 | そしてこれが最終コーナー。コーナー半径が大きくバンクもきつい。ホームストレートに向け、バンクにへばりつくようにして次々とソーラーカーが走り抜ける。 |
第2ヒートは順調に周回を重ね、少しずつ順位を上げるCarNo.18、Meisterの Leidenschaft。 |
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そして午後4時、チェッカーフラッグが振られて競技終了。つぎつぎとマシンがピットへ戻ってくる。 |
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周回競技1位のTeam Jona Sun。WSR途中リタイアの鬱憤を晴らすかのような走りを見せ、一度もトップを譲ることなく、4時間のレースを終えた。 |
周回競技1位 Team Jona Sun 『最後は電圧降下を考えて、バッテリーをいたわるためにちょっと速度を押さえました。96年のWSC以来悲願だったFINEに勝つことができました。うれしいです。』 |
周回競技2位 Japanese Crested IBIS 『思った通り走れたんでいいんでんすけど、マネージメントがうまく行かなかったんで、そこが今後の課題です。JonaSunに負けるのはこの天気じゃしょうがないね。でも東工大には勝てたからね。』 |
周回競技3位 日産自動車専門学校 『大変良いレースで、来年もまた開催してください。古い車なので来年出るのは難しいので、みなさん新車を作って来年もがんばってください。』 |
栃木県ソーラーカー研究会 浦井先生 『天気も良く、皆さん、スピードが乗ったようで良かったです。来年、またあるかどうかわかりませんが、開催できましたらぜひ来てください。』 |