'98 SOLAR-CAR RACE in TOCHIGI

PhotoReport-Lunch Time

 午後1時、第1ヒート終了。これから第2ヒート開始までの1時間、各チームは太陽エネルギーを使用しての充電が許される。
 じりじりと照りつける太陽が、消耗したバッテリーを回復させてゆく。まさにソーラーカーにとっても Lunch Time だ。

 レース中は関係者以外入ることのできないピットも一般開放されて、見学者もソーラーカーを間近で見ることができる。
 ただし、充電中のソーラーカーのパネルに少しでも影を落とそうものならピットクルーが飛んできて注意されるので要注意。

 WSRではカーステレオでおなじみの Team Prominence。今日は自慢のハイパワー・アンプが壊れて、カーステレオはなし、とか・・・。
 普通のソーラーカーになってしまって残念。


No.16 H・A・Tレーシングチーム
 『晴れるとダメです。800Wの車はここのレギュレーションに苦戦しちゃうね。マイペースで3位を目指しています。最後までバッテリーのつじつまを合わせてもたせます。』

 これが噂の宇都宮工業高校の新車、「UK ESPEC」(本物)。カーボンモノコックを採用した意欲的なマシン。連日の徹夜作業にもかかわらず、完成が間に合わなかった。残念ながら今回は、旧型マシン「UK HOPE I」での出場である。


No.5 県立宇都宮工業高校
 ピット裏のニューマシンについて一言どうぞ。
 『機械系は間に合ったのですが、電装系が間に合いませんでした。もっと大きな世界でお披露目したいです。』
 『徹夜明けでぇす。麦茶でも、いかがですかぁ?』
 ど、どぉも。ごちそうさまです・・・。

 第1ヒート、トラブルで大きく出遅れた Meister のピットでは午前中のデータをもとに午後のギア比を検討中。どこまで順位を挽回できるか?

 こちらはトップをひた走る Team Jona Sun のピット。こちらも作戦会議中。
 すべて予定通り、充電もばっちり、と余裕の表情。
 第2ヒートもトップを維持できるか?


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