'98 SOLAR-CAR RACE in TOCHIGI

PhotoReport-1st Heat

 2時間にわたる第一ヒートがいよいよスタート!熱いレースの始まりだ。
 まずポールポジションから Car No.16 の EBARA ECO-TECH が飛び出していく。

 勢いよく走り出したトップ集団を昨年2位の FINE が後方グリッドから追走する。
 巧みなハンドリングで他車をかわして順調に順位を上げていった。

 3周目の最終コーナーで Meister が突然のスローダウン。ゆっくりとコース脇に車を止める。
 まさかの伝達系トラブルで、開幕早々にあっさりと上位争いから脱落してしまった。

 一周1800mのコースのため、次々と目の前をソーラーカーが通り過ぎていく。
 快晴に恵まれ、どの車もものすごいスピードだ。まったく目が追いついていかない。

 ここまでトップを淡々と走ってきた Car No.17 Jona Sun。
 とうとう二位の FINE をかわし、周回差を広げにかかる。


No.14 Japanese Crested IBIS
 JonaSunにかわされてしまいましたね。
『うちのバッテリーが減らないんだもん。これだけ日射が十分あると、うちの非力なモーターじゃ使い切れない。加速競争だと厳しいよ。』

 抜けそうで抜けない厳しい各ポジション争いだが、時間だけは刻々と過ぎていく。
 残りはいよいよ10分を切り、レースはさらにヒートアップする。

 まったく翳る兆しのない熱い夏の日差しを浴び、ソーラーカーがバンクを駆け抜けていく。

 チェッカーフラッグが振られて第一ヒートが終了した。
 第二ヒートへ向け、ピットクルー、そしてソーラーカーに一時間の昼休みがある。
 バッテリーを使い切ってしまったチームは充電のチャンスだ。

CheckerFlag

 次々とチェッカーを受けてピットへ入っていくマシンたち。Car No.15 NISSAN S390GT3も順調に帰ってきた。
 お帰りなさい!第二ヒートもがんばってね。

▼ 第1ヒート結果

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