夏休みも終わりに近づいた8月23日の日曜日、栃木県は株式会社富士産業のテストコースでソーラーカーレース・イン・栃木が開催された。今回は栃木県内を中心に、15台のソーラーカーが集まった。
昨年はあいにくの天候であったが、第2回目の今年は朝から日差しの照りつける、絶好のレース日和。今年はルールの見なおしが行われ、最高速ブレーキテストと周回数競技で別々に表彰が行われることになった。
昨年、周回数で首位を争った JonaSun と FINE の勝負の行方は? そして、WSRで好成績を収めた初出場の Meister、新メンバーでどこまで上位に食い込めるか?
午前6時30分過ぎ、優勝候補の一角、Team Jona Sunが全15チームの先陣をきって会場に現れ、受付を済せる。 |
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WSRに続き、栃木でもコースに「お犬様」が乱入・・・係員に追い出さた。 |
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予定より少し遅れて車検開始。まずは各ピットに車検員が訪れてのピット車検。ここでは、太陽電池や蓄電池がレギュレーションに適合しているかどうかの確認をはじめ、ドライバーの装備、コクピットの安全性などがチェックされる。 |
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ゼッケンNo.1、SECT(足利工業高校)の「XIFOS 定時-星」。車名を逆から読むと・・・ |
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ピット車検をクリアすると、次はピットレーン車検。ここでは、ウインカーやブレーキランプといった電装品の確認、ドライバーの視界の確認などを行う。 |
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車検の最後は最高速コンテストをかねたブレーキテスト。50mの助走区間で加速し、20mの間で停止できなければ失格・再車検となり、ペナルティポイントが科せられる。 |
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最高速ブレーキテストの覇者は、昨年に引き続きゼッケンNo.16の EBARA ECO-TECH。記録は50.1km/h。 |
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午前11時の出走に備えて、各車グリッドイン。グリッド順は最高速ブレーキテストの順位で決まる。ポールポジションはもちろん、EBARA ECO-TECH。 |